ブックタイトルrunebaby

概要

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第1 章では、私たちを取り巻く今の食の環境では、豊かな栄養素をからだに送り込むことはほぼ不可能であること。そして「ルネサンスごはん」が豊かな栄養素を摂り込み、心とからだを健康にする料理法であることを述べました。これまでレトルトやインスタント食品、外食が多かった人たちも、お母さんの食事に含まれる栄養素がそのまま赤ちゃんの成長に必要な栄養素になっていくことを理解し、これを機に今の食生活を見直し、心とからだに栄養素をしっかり送り込む「ルネサンスごはん」を始めましょう。妊娠中にもルネサンスごはんを食べていた方たちからは、「むくみ、貧血、高血圧、腰痛など、妊娠中のトラブルがなかった」「たまに外食が続くとむくんだり明け方に足がつったりしたが、ルネサンスごはんに戻すとカルシウムや鉄分が十分足りているのか、足のつりやむくみがとれた」という声を多く聞きました。ごはんをしっかり食べているお母さんは顔の表情にはりと安心感が満ち、新しい生命の成長を感じさせます。ただし共働きの夫婦では、「そうは言っても日々の家庭料理をちゃんとつくることはとても大変」と思われるでしょう。でもここが赤ちゃんのためにも頑張りどころです。妊娠した時から、もうお母さん一人の力ではどうにもなりません。お父さんの手も必要です。お父さんも家事の分担、ルネサンスごはんづくりに積極的に手を貸してください。まずいりこ入り味噌汁、ごはんといった無理のないところから始めます。そしてこれでもう赤ちゃんだけでなく家族の健康はさらにしっかりしたものになります。ゆとりができてきたら、少しずつルネサンスごはんのメニューを増やしてみてください。きちんとした食事を始めるのに遅すぎるということはありません。豊かな栄養素を含む「ルネサンスごはん」を摂ることで母体は次第に新しい生命を受け入れるための準備が強固になり、胎児も順調に成長します。そして出産時には母乳も豊富で豊かなものになります。まだ結婚していない人も、これから赤ちゃんを産もうと思っている人も。今すぐ栄養たっぷりのごはんを始めましょう！26