かつて私の友ドゥニ・リュッフェルは、コーヒーとウイスキーのパウンドケーキを食べて、「パティスィエならこれほど旨いお菓子を作り出す才能に嫉妬を感じるのが自然だ」と言っていたそうです。それを聞いて私も本当に嬉しかった。
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのフール・セック(クッキー)は、一つの型で一つ一つ職人さんが鯛焼きを作るような、全くの手作りによって、一枚一枚のクッキーを焼いています。この店は「私の心意気を示す店」と考えるからこそ出来る、採算度外視した完全手作りなのです。
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