RECETTE:050 (2012年12月28日)ほうれん草ご飯
ほうれん草は私の子どもの頃と全く違うものになってしまった野菜の一つです。舌全体に広がる土の恵みを蓄えた味わいは格別でした。いつかあのほうれん草が甦ることを願いながらの試作でした。今のほうれん草はかなり優しめな味わい。舌にフックラと寄りそう、柔らかな土の恵み。そして油揚げって素晴らしい。昔も今も日本の名脇役。優しい、柔らかな味を精一杯支えます。
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- 水 110g
ひよこ豆 80g -
- 白米 1合
タイ米 1合 -
- 出し
- いりこ 3g
昆布 3g
鰹節厚削り 3g
干し椎茸 3g
刻みアーモンド 5g
切干大根 10g
身欠きにしん 10g
オリーブオイル 小さじ1弱(3g) -
- A
- 人参 80g
ごぼう 20g
豚肉(小間切れ) 100g
油揚げ 1枚
にんにく 18g -
- ほうれん草 400g
オリーブオイル(焼き用) 大さじ3/4(10g) -
- 調味料
- 酒 小さじ2(10g)
塩 大さじ1弱(15g)
オリーブオイル 小さじ1弱(3g)
胡椒 3回挽く
1 ひよこ豆は前日から水に浸けておく。
2 米は洗わず、ひたひたの水(分量外)に4~5時間以上浸け、ザルにあけ水をきる。きった水は捨てずにとっておく。
3 出しの干し椎茸は細かく砕く。切干大根はキッチンバサミで長さ2cmに、身欠きニシンはキッチンバサミで幅1cmに切る。
4 Aの人参は皮をむかず厚さ3mmのいちょう切り、ごぼうは厚さ3mmの小口切り。豚肉は2cmくらいの一口大に切る。油揚げは縦半分、幅1cmに切る。にんにくは大粒のものは縦半分、幅3mmの薄切り。
5 ほうれん草は幅3cmに切る。
1 炊飯器に米、豆の浸け汁を加え、2合の目盛りまで米を浸けておいた水を加える。
2 出し、調味料、ひよこ豆、Aの順に加えて炊く。
3 フライパンにオリーブオイルを入れ、ほうれん草を加える。弱火で全体がしっとりするまで炒める。
4 2のご飯の「炊飯」が「保温」に変わったら、15分蒸らす。
5 すし桶などにあけ、全体をほぐすようによく混ぜ、十分に水分を飛ばす。3のほうれん草を加え、よく混ぜる。
6 炊飯器に戻し、もう一度「炊飯」のスイッチを入れ、しっかり5分温めてから「保温」にする。