存在をかけた本作り

ごはんとおかずのルネサンス本の紹介

心と身体の健康を考えた、「ごはんとおかずのルネサンス」プロジェクト
シリーズ第三弾!バリエーション豊富な四季のおかず60品

ごはんとおかずのルネサンス【四季の息吹・今昔おかず編】

著者:弓田亨 椎名眞知子

  • ISBN:978-4-901490-27-6
  • A4変型判 144ページ
  • 価格:本体1,800円+税
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※2006年に発売した「記憶の中の母の味」が、シリーズ書籍としてカバーを一新・改題
「四季の息吹・今昔おかず編」改訂に寄せて――弓田亨
 私は2009年、自著『失われし食と日本人の尊厳』において、日本の作物は実は世界で最も栄養素が欠落していて、さらに間違った料理法によって日本人の体からは致命的なまでにタンパク質やビタミン、ミネラルなどが欠乏し、アトピー性皮膚炎や潰瘍性大腸炎、アスペルガー症候群など多くの肉体的精神的病を蔓延させていることを明らかにしました。
 そして2010年6月に発売した『ごはんとおかずのルネサンス基本編』によって、私達が推し進めてきた新たなる料理法は完全な形を整えました。
 私達の中心となる考え方は、本当のおいしい食には必ず豊かな栄養素が含まれており、私達の細胞や身体を元気にしてくれるということです。そして家庭料理では、「本当のおいしさ」は簡単で短時間で出来なければなりません。灰汁抜き・下茹でなど無意味な手間を省いた私達の料理法は、あっけなくこれまでの工程時間の半分以下で出来てしまいます。
 そして、ほとんどこれまでの料理の材料費と変わらずに出来てしまいます。特別な高価な食材は必要としません。普通のスーパーでの安価な材料を基準にしています。ほんの少しだけの材料費アップですみます。
 そして何よりも、どんな料理法よりもおいしいんです。この料理をしばらく食べ続けると、皆が食べることに本気になってくれます。そしてみるみる家族が元気になってきます。 お母さんによる、子供への暖かい思いの下に、人参、大根一本から自ら作った手料理によってのみ、子供の心と未来は開くのです。
 食は音声を発する言葉よりももっと基本的な、人と人を結ぶ言語なのです。そしてこのことを可能にするのは『ごはんとおかずのルネサンス』しかあり得ないことを、私は今、確信をもって断言する事が出来ます。

 この本では食材の旬を強く意識し、季節の彩りに満ちた、日本人の心と身体に健康と幸せを与える真の日本人のおいしさが再現されています。

●掲載レシピ●
〔山菜料理〕
せりのおひたしサラダ、野せりのおひたし、せりのサラダ、ふきのサラダ、うどの酢味噌和え、うどのサラダ アンダルシア風、うどとふきのとうのサラダ、たらの芽の天ぷら、ふきの煮物、ふきの佃煮、筍とふきの味噌煮、ぜんまいの煮物
〔春の料理〕
さやえんどうのサラダ、そら豆のサラダ、菜の花のおひたし、清々しい菜の花と豚肉の炒め物、するめイカとほうれん草の炒め物、菜の花の卵とじ、筍の煮物、やりイカと大根の煮物、春の肉じゃが、春の茶碗蒸し
〔夏の料理〕
なす揉みサラダ、毎日食べたい日本のハーブのトマトサラダ、梅きゅうり、冷奴、焼きなす、胡麻くるみいんげん、ゴーヤチャンプルー、パプリカの肉詰め、麻婆なす、ほんのりスッパイ夏の野菜炒め、なすの煮物、汗っかき肉じゃが、冬瓜の煮物、ラタトゥイユ、ミックスベジタブルカレー、チキンカレー
〔秋の料理〕
きのこいっぱいサラダ、鰯の天ぷら、きのこいっぱい卵とじ、イイダコとジャガイモのトマト味噌煮込み、鰯の酢煮、サンマの煮つけ、かぼちゃの煮物、きのこオムレツ
〔冬の料理〕
春菊のサラダ、白菜のサラダ、小松菜としらすの卵とじ、白菜の炒め物、風呂吹き大根、ぶり大根、たらこ煮、かぶと柚子、里芋のそぼろ煮、里芋と椎茸の味噌煮、白菜と豚肉の煮物、かきのおろし煮


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